通勤通学、買い物など普段の足として使われている自転車ですが、速く走るためだけに作られた自転車があります。
それがロードバイクです。
ロードバイクは画像を見てもとイメージしやすいですが、スピードに不要な泥除けやスタンドなどはついていません。
水たまりに入ってしまうと水はねで汚れてしまいますし、普通の服装だとギアに裾がひっかかり汚れるなんてことがあります。
ロードバイクに乗る理由
どうして、このような不便な自転車に乗るのかというと、ロードバイクは楽に速く走れる自転車だからです。
ママチャリだと時速20kmを維持して走るのは大変ですが、ロードバイクだと簡単に走れます。
慣れれば1日100km以上を走ることも可能です。
ロードバイクのメリット
車体が軽く作られていて、入門者用でも10kgを切ります。ママチャリが一般的に16~20kgなので、半分くらいの重さです。
さらにカーボンファイバーでできたロードバイクだと6kgなので、片手で持てるほどの軽さです。
この軽さがスピードを出すメリットになります。素人でも時速20kmは簡単に出せますし、プロは時速40kmで200kmの長距離を走ります。
2015年のツール・ド・フランスではオーストラリアのローハン・デニス選手が平均時速55.446kmをたたき出しています。
ロードバイクのデメリット
細いタイヤなので段差でパンクしてしまうリスクが高いので、平地を意識して 走らなくてはなりません。
街乗りで使うにはあまり向いているとはいえないでしょう。
そして、価格です。入門者用のエントリーモデルでも8~9万円はします。ママチャリが1万円ちょっとなのでかなり高めです。
ロードバイクのような形をしたルック車だと2~3万円で購入できますが、性能に大きな違いがあります。
価格が高い理由としては、スピードが出しやすい軽量なパーツを使っているためです。